閣議後記者会見概要
H15.06.06(金)9:24~9:29 ぶらさがり
広報室
会見の詳細
閣議について
- 大臣:
- 今日は、こちらからのものも全部省略いたしますから、時間ありませんのでどうぞ皆さんの方から。
質疑
- 記者:
- 日本医師会の坪井会長さんからですね、医療分野の規制緩和の問題で、公開質問状が出されているのですが、大臣、これに対してはどのようにご回答されるのでしょうか。
- 大臣:
- あまりいちいち気にしていたら生きていけませんから、いろいろお聞きしていますけれども。こちらでもって決めるべきことは決めさせていただきたいと思っております。
- 記者:
- 特に何も。
- 大臣:
- はい。
- 記者:
- 今日夕方に石原担当大臣がいらっしゃるのですが、この席ではどのようなお話をされる予定でしょうか。大臣側の方としては。
- 大臣:
- これは決まっております7項目でございましたか、このことについてお話があるのだろうと思いますし、この中ではもうすでに決まっておりますものも随分ありますので、決まっておりますものはもうそのようにお話を申し上げたいというふうに思っておりますし、一番残っておりますのは二つ、混合診療の問題とそれから医薬品の問題と、この二つが残っております。これをどうするかということについて少し我々の意見も言い、お話をしたいというふうに思ってます。他はだいたいもう決着済みというふうに思っております。
- 記者:
- SARSの台湾人医師の問題で、安全宣言が出されてから2週間経ちますけれども、風評被害にあった業者に対して低利子で運転資金を貸し付ける方の問題は決まりましたが、補償の問題は、検討の方はどうなっているのですか。
- 大臣:
- そこまで話はいっておりません。これは関係の知事さん方ともお話をして、今後どうするかということになるだろうというふうに思ってます。今のところ、風評被害も直ってきているところもあるようでございますし、まだ続いているところもあるようでございますから、今後少しそうしたことも見ながらどうするのかということ、都道府県もいろいろお考えをいただいているようでございますし、よく相談していきたいというふうに思っております。
- 記者:
- 昨日、合計特殊出生率が1.32と過去最低を更新したのですが、この件に関してはどのようにお感じになられますでしょうか。
- 大臣:
- そうですね。段々と下がってくるものですから、大変気掛かりでございます。しかし現実の姿でございますので、これは我々がどうするこうするというのはなかなか言いにくいかなと。少子化対策は人の生き方の問題でございますので、我々の生き方に何か誤りがあれば直していかなければなりませんし、もう少し改善をするところがあればしていかなければならない。やはり一番大事なことは日本人全体の働き方をどうするかということになるだろうというふうに思っております。だからここが改善されない限り、なかなか少子化は改善されないと思っておりますので、ここについて今日も委員会、議論ございますけれども、本当に大変な事態だということを企業の皆さん方も地域の皆さん方もおわかりをいただくようにしなければならないというふうに思っております。年金も医療も大変な影響を受けるわけでありますから、この少子化とそして経済の動向とも決して無関係ではございません。もう少しトータルでみんながどうするか考えなければいけない問題だと思っております。
(了)